Hello, Cuppa time アンジェラです。
前の記事で、アメリカ英語とは違うイギリス英語の「What’s up?」の使い方をご紹介しました。
What’s happening
「What’s happening?」の方が使う場面が多く、自分自身や人に対しても、そしてあいさつにも使うのでご紹介したいと思います。
「What’s happening?」を使う場面
場面1:どうした?
この「What’s happening?」は一番わかりやすい使い方です。
直訳の、
何が起きていますか?
を、そのまま聞きたくなるような場面でよく使われます。
[例](現在進行形)
Aさんが遅れてミーティングルームに入ると、全員が困った顔でだれも話していません。
そんな時、Aさんが
「What’s happening?」
起きていることが、話している時点より明らかに過去に起こった場合は、単純な過去形になります。
[例](過去形)
いつも決まった時間に顔を出すBさんが、昨日だけ来ませんでした。
今日はまたいつもの時間に来たので、
「What happened (yesterday)?」
場面2:自分自身に対して
こちらも「どうした?」という意味ですが、自分自身に対しても使います。
What’s happening to me?
「私、どうしちゃったんだろう?」「俺、どうしたんだろう?」
例えば、
- いつも曲がる道を曲がらずに進んでしまった時
- いつも上手にできていることがなぜか急にできなかった時
悪いことばかりとは限りません。
- いつも一日かかる仕事が午前中に終わった時
- 普段苦手なことにとてもやる気がする時
「なにか、いつもと違う」ことが起こっている(感じがする)時に言います。
場面3:人に対して
こちらも、良い方向でも悪い方向でも、なにか「その人らしくない」時に使います。
自分に対してではなく、他の人に対して使う場合は、進行形の「happening」ではなく、
What happened to you?
または
What’s happened to you?
になることがほとんどです。
何かの変化が、他の人から見てわかるほどにすでに起こっているからです。
「What’s happened to you? 」の「’s」は「What has happened to you?」(現在完了)の「’s」です。
もし、目の前で今まさに猫耳が生えてきたら、「Whaat’s happening to youuu!!」です。
場面4:あいさつ
そして、「What’s happening?」はあいさつにも使います。
「どうした?」と聞くような場面では、「What’s happening?」も「What’s up?」も同じように使われます。
ですが、イギリスでは「What’s up?」はあいさつには使われない一方で、「What’s happening?」は意外にも⁈あいさつにも使われます。ややこしいですね。
「What’s happening?」の直訳は「何が起きていますか?」ですが、
あいさつの代わりに言う「What’s happening?」は、まさに日本語の
「最近どう?」
です。
Hey, what’s happening?
あいさつの「What’s happening?」は、相手の近況に興味があります。
ここが、本当に大丈夫かどうかを聞いていない、あいさつの「(Are you) all right?」と違いますので、こちらもご参考ください。
ただし、あいさつの「What’s happening?」に対する答えは必ずしも詳細な近況ではなく、「うん、元気元気」ぐらいのこともあるのは、日本語の「最近どう?」と同じです。
Cuppa timeにお付き合いいただき、ありがとうございました。
See you soon!
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