Hello, Cuppa time アンジェラです。
みなさんは、「モグラたたきゲーム」ご存知でしょうか?
「モグラたたき」は英語で「whack-a-mole」と言いますが、発音は「ワック・ア・モール」ではなく、「ˈwakəməʊl(ワカモー)」です。
日本発の「モグラたたきゲーム」は、いまやグローバルで人気ですが、「モグラたたき」=「whack-a-mole」は、普通の会話でも使われる便利な英語表現にもなっています。
会話の中でどのように使われているか、例文と一緒にご紹介したいと思います。
「whack-a-mole」を使った表現
it’s a game of whack-a-mole
社内でミーティングをしていると、こんな発言が出ることがあります。
The team is facing a lot of problems, it’s a game of whack-a-mole.
チームは多くの問題に直面しており、モグラたたきのような状態だ。
- is facing 直面している
- a lot of たくさんの
- a game of whack-a-mole モグラたたきゲーム
たくさんの問題が「モグラたたき」のモグラように次々に出てきて、それを何とかするだけで精一杯の状態だということです。
日本では、ビジネスシーンで「モグラたたき」という言い方をすることはあまりないかもしれません。
英語では、普通の会話や真面目な会議でも「whack-a-mole」の表現が使われます。
playing a game of whack-a-mole
また、「モグラたたき」はゲームなので、「~playing a game of whack-a-mole」という言い方をすることもよくあります。
We’d like to do more, but we’re only playing a game of whack-a-mole right now.
もっとやりたいのですが、今はモグラたたきゲームをしているに過ぎません。
- would like to ~したい(できていない)
- only playing しているに過ぎない
- a game of whack-a-mole モグラたたきゲーム
- right now 今は
「whack-a-mole」発音
まだ「モグラたたき」が「whack-a-mole(ˈwakəməʊl)」だと知らなかった時、会話の中で「ワカモー」と聞こえても、音からだけでは全く単語や意味が想像できませんでした。
「whack-a-mole」なので、単語別に分解すると「ワック・ア・モー(ル)」になります。
では、「ワック」と「モー(ル)」はそれぞれなんでしょうか?
whack
「whack(ワック)」は「たたく」という意味の単語です。
「たたく」というと「hit」 という単語が一番に出てくる方が多いのではないでしょうか。
もちろん「hit」も「たたく」なのですが、もぐらたたきのように思いっきり叩く時には「whack」がぴったりです。
「ぶっ叩く」という日本語がぴったりくるようなアクションを表す単語です。
mole
「mole」は「モグラ」のことです。
動物の英単語をよくご存じの方でも、「モグラ」=「mole」はなかなか出会わない単語かもしれません。
カタカナだと「モール」ですが、「ル」は日本語の「ル」ほど発音せず、舌を上あごにつけるくらいなので、「モー」の方が近い感じです。
この二つを合わせて、「もぐらたたき」=「whack-a-mole」という訳でした。
ワカモレ vs モグラたたき?!
「whack-a-mole」=「モグラたたき」とわかっている今でも、「ワカモー」と聞こえると、つい、「ワカモレ」が頭に浮かぶのは、私だけでしょうか?(ワカモレ、おいしいですよね……)
ですが、英語では、アボカドソースのワカモレは「guacamole」と書いて「g」を発音します。
発音記号だと「ˌɡwakəˈməʊli」、カタカナにすると「グワカモーリ」ですね。
英語では、現地読みをせず、アルファベットをそのまま読むことが多いので、例えば「Paris」も「パリ」ではなく「パリス」と言います。
中には、衝撃の読み方をする単語もありますので、またあらためてご紹介したいと思います。
Cuppa timeにお付き合いいただき、ありがとうございました。
みなさま、良い一日を!
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