日本と違う英国のバレンタインデー

英国の暮らし

Hello, Cuppa Timeアンジェラです。

今日はバレンタインデーですね。

今年もバレンタインデーは平日なので、週末のうちにお祝いした方も多いのではないでしょうか。

イギリスのバレンタインデーもだいぶ商業化されていますが、日本とはだいぶ違うところもたくさんありますので、ご紹介したいと思います。

Valentine’s day

日本のバレンタインデーとイギリスのバレンタインデーは、こんなところが大きく違います。

  • 男性から女性に送る
  • 小学生や中学生は送らない
  • カードを送る
  • チョコレート限定ではない
  • 大きな花束が職場に届けられる
  • ベッドで朝食&ロマンチックディナー

男性から女性に

日本では女性から男性にあげる習慣になっていますが、イギリスでは男性から女性に送ります。

また、実際には男性から限定というわけでもなく、男性からも女性からも送りますが、意中の人にというより、既婚者やパートナーがいる人が相手に送るのが普通です。

小学生や中学生は送らない

パートナーに送るのが一般的なため、小学生や中学生くらいの年齢ではバレンタインの贈り物はしません。

高校生くらいでもまだバレンタインをする子は少ないようです。

イギリスのバレンタインデーは、大人カードと赤いバラの花やプレゼントを贈り合います。

カードを送る

イギリスでは、何はなくとも、カード!です。

誕生日もクリスマスもそしてバレンタインでも欠かせないのは、カードです。

バースデーカードサンキューカードの書き方でご紹介したのですが、通常カードの中にメッセージなどはあまり書かず、意外にあっさりしています。

ですが、バレンタインカードの書き方は、バースデーカードやクリスマスカードとは少し違います。

カード内のメッセージ

お決まりのメッセージしか書かないバースデーカードやクリスマスカードとは違って、バレンタインカードでは、ロマンチックなメッセージが好まれます。

しばらく前ですが、2016年には最もロマンチックなメッセージの投票までありました。

その時1位に輝いたのは、『Sense and Sensibility』(邦題「いつか晴れた日に」95年)の中でイギリスの誇るザ・英国俳優「ヒュー・グラント」が言ったセリフ

My heart is, and always will be, yours

「私の心は、そしていつまでも、あなたのもの」

だったそうです。

『Sense and Sensibility』の原作者のジェーン・オースティンの作品について語りだすと止まらないので、こちらはまたあらためてご紹介しますね^^

差出人の書き方

バレンタインカードの場合は、差出人も、名前ではなく

From your Valentine

と書きます。

チョコレートだけではない贈り物

イギリスでもチョコレートは人気のプレゼントの一つですが、花束、特に赤いバラも定番です。

ですが、チョコレートや花に限らず、ワイン等のお酒、香水服やアクセサリーキッチン用品他なんでもありです。

ハートのデザインペアのマグカップも人気で、かわいいものからユーモアたっぷりのものまでいろいろなバレンタインギフトが売られています。

職場に花束

こうしたバレンタインデーのギフト、特にゴージャスな花束の場合は、イギリスでは女性の職場に届けられることもよくあります。

特に婚約中結婚してすぐの場合が多いでしょうか。

もちろん全員ではありませんが、決して珍しい光景ではありません。

ベッドで朝食&ロマンチックディナー

Breakfast in bed

そして、こうした特別な日にイギリス人が好きなのが、「Breakfast in bed」です。

文字通り、朝ごはんをベッドで食べるのが、「special day(特別な日)」の「treat(ごほうび)」なのです。

先日スーパーから届いたバレンタインセールのメールにも、「Breakfast in bed」を成功させるために何を用意したらいいかが特集されていました。

オレンジジュースをシャンパングラスに入れるとおしゃれだそうですが……倒れてしまいそうで怖いですよね⁈

さて、ご褒美⁈は夜も続きます。

Romantic candle-lit dinner

バレンタインデーの夜は「Romantic candle-lit dinner」です。

こちらも文字通り、キャンドルを灯していただくロマンチックなディナーです。

おしゃれをしてレストランへ行ったり、セットになったもの等を購入して自宅で食事を楽しみます。

ファミリーでバレンタイン

最近では、カップルのイベントではなく、家族みんなで楽しもうと、大人⇔子どもでカードやプレゼントを贈り合うファミリーも増えてきているそうです。

さすがに、その商戦には乗らないという人も多いですが。

もちろん、個人主義の国イギリス、そもそも特別バレンタインをしないカップルやファミリーもいます。

バレンタインをする方もしない方も、おいしいチョコレートと一緒に素敵なお茶時間をお過ごしください。

Cuppa timeにお付き合いいただき、ありがとうございました。

See you soon!

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