Hello, Cuppa Time アンジェラです。
ロンドンに行ったら誰もが訪れるバッキンガム宮殿ですが、施設内のすぐ隣に「キングスギャラリー」があることは、意外と知られていないようです。
キングスギャラリーって、どこにあるの?
キングスギャラリーで、何が見れるの?
と思われる方が多いようですので、この記事では、「キングスギャラリー」についてご紹介したいと思います。
キングスギャラリー
キングスギャラリーは、英王室のロイヤルコレクションを集めたギャラリーです。長年「クイーンズギャラリー」の名で親しまれてきましたが、チャールズ3世の即位後2024年から「キングスギャラリー」に名称が変わりました。
展示内容は定期的に入れ替わり、膨大な王室コレクションの中から、その時々のテーマに合わせて400~500点程度の作品が一般公開されます。
入場には、日にちと時間を指定したチケットが必要ですが、こちらからオンラインで簡単に事前購入することが出来ます。
また、夏季限定のバッキンガム宮殿内部に入場できる期間でしたら、「宮殿のステートルーム(内部入場)」に「キングスギャラリー」と「ロイヤルミューズ」がセットになったチケットがお得です。
ロンドンパスをお持ちの場合は、パスの提示だけでキングスギャラリーに入ることができます。(混雑状況によっては、入場時間を指定されることもありますのでご注意ください。)
2024年は5月17日から10月6日まで「ROYAL PORTRAITS: A CENTURY OF PHOTOGRAPHY」が開かれています。
時間:10:00~17:30(最終入場16:15)
定休日:火曜日・水曜日 *7月11日~8月31日は毎日開館
*臨時休業することもあるので、事前にキングスギャラリーのホームページでご確認ください。
キングスギャラリーの場所
「The King’s Gallery(キングスギャラリー)」は、「バッキンガム宮殿」と「ロイヤルミューズ」の間に位置しています。
バッキンガム宮殿の正面から向かう場合は、宮殿を右手に見ながら、Buckingham Palace Roadをキングスギャラリー(上の地図上ではクイーンズギャラリー)まで進みます。
Victoria駅から向かう場合は、Buckingham Palace Roadのロイヤルミューズおよびギフトショップの入口を左手に通りすぎ、キングスギャラリー(上の地図上ではクイーンズギャラリー)まで進みます。
キングスギャラリーの入口は、一見ギフトショップの入口にも見えますが、見学の入口とギフトショップの入口は同じです(中で左右に分かれます)。
入場&セキュリティ
「キングスギャラリー」では、入場前にセキュリティチェックがあります。
荷物を所定の場所や箱に入れ、金属探知機のゲートを通ります。時間指定のチケットのためか、並ばず、すぐにセキュリティチェックを通ることができました。
大きな荷物がある場合は、セキュリティチェックの先のクロークに預けます。
2階へ上がって、展示室に入る前に、各国語のオーディオガイド(入場料に込み)を受け取ります。
2022年~2023年の展示は「Japan: Courts and Culture(日本:皇室と文化)」でした。
英王室のコレクションはすべてが貴重なものばかりですが、日本展は、両国の結びつきと交流の歴史を再認識させてくれる素晴らしい展示でした。日本展の内容はこちらで記事にしています。
キングスギャラリーの成り立ち
キングスギャラリーは、もともとはJohn Nash(バッキンガム宮殿設計者)設計の温室(パビリオン)として、1831年に完成しました。1843年にビクトリア女王の私的なチャペルとして改修されましたが、1940年に空襲で破壊されてしまいました。
エリザベス2世の時代になってから、王室コレクションのを展示するギャラリーとして1962年に「クイーンズギャラリー」が建てられました。
その後、2002年の在位50年に向けて大改装および増築工事が行われ、入口のデザインにバッキンガム宮殿の中庭(John Nash設計)と同じスタイルが取り入れられ、今の姿になりました。
そのような訳で、キングスギャラリーは施設が新しく、イギリスでは珍しいクーラーが整備されています。イギリスには珍しい真夏日でも、涼しい中でゆったりと王室コレクションを鑑賞することができます。
バッキンガム宮殿の内部に入場できるのは夏季の2か月間だけですが、隣接するキングスギャラリーは年間通じて入ることが出来ます(展示入れ替えの休館日:2024年10月7日~31日)。バッキンガム宮殿の前で写真を撮ったら、ぜひキングスギャラリーにも立ち寄ってみてください。
Cuppa Timeにお付き合いいただき、ありがとうございました。
みなさま、良い一日を!
See you soon!
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