Hello, Cuppa time アンジェラです。
ビジネスで、レポートや資料などの「出来が悪い」とか「見ばえが悪い」時、そんなに難しい単語ではないので、あまり深く考えずに「bad work」などと、訳していませんか?
グーグル翻訳の結果
グーグル翻訳も「悪い」をそのまま「bad」と訳してしまっていますが、みなさんが意図しているよりも「悪く評価されたと受け取られている」可能性があります。
「bad」を使ってはいけないわけではありません。
ですが、みなさんが日本語の「出来が悪い」や「見ばえが悪い」から感じるよりも、「bad work」や「bad appearance」は評価が辛い印象です。
「bad」の意味・用法
「bad」はカバーする範囲が広く、良くない程度から悪い、さらには法に触れるような悪いまで全て「bad」になります。
bad diet
食事内容(栄養やバランス)が悪い
bad news
悪い知らせ
bad headaches
ひどい頭痛
smoking is bad
喫煙は良くない
bad guys
悪い奴ら
「poor」の意味・用法
一方、「poor」は、パフォーマンスや品質や結果が「期待されていた基準より低い」とか「あるべき水準に達していない」状態を表します。
「poor」というと「お金がなく貧乏」の意味をご存じの方が多いのではないでしょうか。
ですが、ビジネスで「poor」という時は、基準や品質が劣るという意味で使われることの方が多いでしょう。
「bad」か「poor」か
では、「bad」と「poor」のどちらを選んだらよいでしょうか。
出来が悪い、みばえが悪いの悪い状態が、最低最悪だったりひどく悪いという場合は
「bad work」
「bad appearance」
になります。かなりひどい状態ということです。
日本語では「悪い」であっても、状況としては足りないだったり劣っているという場合は
「poor work」
「poor appearance」
になります。
英語はストレートに表現するとよく言われますが、そうでもありません。
特にビジネスの場では、管理職や上に立つ人は必ず対人スキル、コミュニケーションの取り方や言葉遣いのトレーニングも受けており、言い方には非常に気を付けています。
「bad」より「poor」の方がアプローチが柔らかく、ビジネスシーンに適していると言えます。
また、イギリス英語圏では、「bad ○○」よりも「poor work」や「poor appearance」あるいは「poor performance」の方が、一般的な言い方だということを知っておいて損はありません。
Cuppa timeにお付き合いいただき、ありがとうございました。
See you soon!
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