【イギリス】3月1日はパンケーキデー

英国の暮らし

Hello, Cuppa Timeアンジェラです。

イギリスは、今日3月1日は「パンケーキの日」です。

イースターは毎年日にちが変わるので、パンケーキデーも毎年日にちが変わりますが、告解の火曜日(Shrove Tuesday)に食べる習わしです。

牛乳&卵消費のためのpancake day

キリスト教では、復活祭(イースター)前の40日間、断食をする風習があります。

本来は、断食に入る前に牛乳や卵を消費してしまうため、また、断食に備えて滋養をとっておくために前日にパンケーキを食べました。

現在は、実際に断食をする人は多くはありませんが、今でもこの期間には、多くの人が肉や特定の食品をやめたり、お酒や嗜好品をやめたりします。

そして、断食をする人もしない人も、前日にパンケーキを食べる伝統は守られています。

パンケーキだけどほぼクレープ

「パンケーキ」の日という名前ですが、英国の「pancake」は、日本のようなふわふわのパンケーキではなく、クレープに近い薄いものです。

パンケーキの材料は、

小麦粉・卵・牛乳

だけです。

また、たっぷりの生クリームやフルーツで飾ったりもしません。

王道は、シュガー

クレープのように薄めに焼いたパンケーキを、くるくると巻いたり、または折りたたんで、お砂糖(caster sugar)をかけただけのシンプルなものがイギリス流です。

お砂糖だけのものが王道ですが、レモン汁やゴールデンシロップも人気です。

甘くないパンケーキも人気

また最近では、甘くないパンケーキのレシピもいろいろ考案され、パンケーキの日には、デザートとしてではなく、食事をパンケーキにする家庭も増えてきたようです。

この甘くないパンケーキを

savoury pancakes

と言います。

日本語の、「甘いもの」と「しょっぱいもの」は

英語では、「sweet」&「 savoury」になります。

人気の組み合わせは、例えば

  • ハムとチーズ
  • ベーコン、ソーセージ、スクランブルエッグ等
  • チキンサラダ&チーズ

などでしょうか。

他にも、スーパーからのメールでは、

  • 海老サラダ
  • スモークサーモン&クレームフレーシュ
  • エッグベネディクト&ほうれん草
  • 北京ダック風
  • チキンメキシコ風

など、いろいろな甘くないパンケーキが提案されていました。

どれもおいしそうなので、何にするか迷ってしまいます。

Cuppa timeにお付き合いいただき、ありがとうございました。

See you soon!

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