Hello, Cuppa time アンジェラです。
英国では、今日(2022年3月27日(日))は母の日でした。
Mothering Sunday
英国の母の日は、キリスト教の「Mothering Sunday」からきています。
「Mothering Sunday」はイースターの3週間前の日曜日で、イースターの日にちが毎年変わるため、母の日も毎年変わります。
すでに家を出て働いている子がこの日は里帰りを許され、道中ちょうど咲き始めた花を摘んで、家で待つ母親にプレゼントしたのが始まりとか。
「母の日」を祝うという習慣はアメリカから始まりましたが、英国とアイルランドでは、「Mothering Sunday」が「Mother’s Day」 となり、5月ではなく3月に「母の日」として祝うようになりました。
UK母の日 マストアイテム
カード
イギリスでは、母の日も、誕生日もクリスマスも、何はなくともカードを送ります。
花
3月の母の日の頃には、イギリスの暗くて長~い冬がようやく終わり、春らしくなってくるので、やはりお花のギフトが喜ばれます。
ですが、カーネーションを送る習慣はなく、花束に限らず、寄せ植えやハンギングバスケットなども人気です。
プレゼント
こちらも決まりはありませんが、キッチン用品、マグカップ、お酒や香水などいろいろです。
子どもが描いてくれた絵や一生懸命作ってくれた手作りのプレゼントも嬉しいですよね。
ベッドで朝食
英国で、こうした特別な日のごほうびというと、
Breakfast in bed
があります。
朝ごはんがベッドに運ばれてくるので、お母さんは布団に入ったままゆっくりcuppa teaと朝ごはんをいただくというアイデアです。
実際は、せっかくの休日の早い時間に、はりきった子ども達が微妙な朝食をもって現れ、喜んだふりをして終わる⁈イベントです。
個人的には、ベッドに入ったまま食べたり飲んだりするのはうれしいことではないので、子ども達にはやらないようにお願いしていますが、布団でゴロゴロしながら食べるのは、特別な日の「treat」(ごほうび)ということになっているようです。
Mum
母親を呼ぶ「Mum」は日本語の「ママ」とは少し違います。
イギリスでは「Mum」は小さい子限定の幼稚な言葉ではなく、成人しても母親のことを「Mum」と呼ぶのが普通です。例えば職場で家族の話題になったりした時も「my mum」です。
なお、イギリス英語は「Mum」と綴ります。(Momはアメリカ英語)
Cuppa timeにお付き合いいただき、ありがとうございました。
みなさま、良い一日を!
See you soon!
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