Hello, Cuppa time アンジェラです。
「Nice to meet you」と「 Nice to see you」、あるいは「Nice meeting you」と「 Nice seeing you」実は使う場面が違うって、ご存じでしたか?
「meet」は初対面限定
前の記事で、「はじめまして」の言い方をご紹介しましたが、「~ to meet you」も「~ meeting you」も、実は初めて会った時限定のあいさつです。
「meet」=「会う」と覚えてしまっていると気づきにくいですよね。私も「meet」が初回限定だということにしばらく気づいていませんでした。
「meet」はただ「会う」というよりも「出会う」とか「会する」の方が近い感じです。
では、2回目以降に会った場合は、なんといえばよいのでしょうか?
2回目以降は「see」
2回目以降に会った場合は、「meet」を「see」に置き換えれば大丈夫なので、安心してください。
初対面ではない人に会った時のあいさつ
「~ to meet you」のいろいろな言い方を、そのまま「~ to see you」にして言うことが出来ます。
Nice to see you.
Lovely to see you.
Great to see you.
初対面ではない人へのあいさつですが、いずれも「会えてよかった」という言い方なので、「see」=「会う」ことが当たり前の場合には使いません。
例えば、毎日会っている同じ職場の同僚に対しては言いませんが、同僚相手でも、長期の休暇明けで久しぶりに会ったり、週末に外で偶然会ったりした場合には言います。
また、再会を喜ぶ場合は「~ to see you again」と「again」を付けたり、復帰を喜ぶ場合は「~ to see you back」と「back」を付けることもあります。
初対面ではない人に会って別れる時のあいさつ
こちらも、「~ meeting you」のいろいろな言い方を、そのまま「~ seeing you」にすることが出来ます。
(It was) Nice seeing you.
(It was) Lovely seeing you.
(It was) Great seeing you.
こちらも、「会えてよかった」なので、もっと早く会いたかったけれどようやく会えた時や、会えると思っていなくて会えた時に使います。
文字通り「会えてよかった」という気持ちが込められていることもある一方で、「~ seeing you」は、礼儀正しく話を切り上げる合図でもあります。
「(It was)」と過去形が隠れていますから「会っている状態は終わったこと」、つまり暗に会話の終了をほのめかしているのです。
英語はイエスとノーをはっきりさせてストレートに話すという印象をお持ちの方も多いと思いますが、そうでもありません。イギリスでは、礼儀正しく遠回しな言い方も多く使われています。
Cuppa timeにお付き合いいただき、ありがとうございました。
See you soon!
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