Hello, Cuppa Time アンジェラです。
ひとつ前の記事で、ゴマの代わりに使える食材、アマニをご紹介しました。
そこでこの記事では、英国でよく使われる“ゴマすり”の言い方3選をまとめてみました。
イギリス人もゴマをするのか?
イギリス人は、”ゴマすり”をするのでしょうか?
食べるゴマをシリアルやサラダに入れることはありますが、ゴマをすって和え物などにすることはありません。
一方、媚びたり、へつらって取り入ろうとする方の“ゴマすり”は、イギリス人もします。
ですが、すり鉢でゴマをすることがないので、手をすり合わせるようなジェスチャーをすることはありません。
軽いお世辞的なゴマすりから、あまり使いたくない表現まで、3つご紹介したいと思います。
flatter
一つ目は、「flatter」です。
気に入られようとして、過度にあるいは思っていないのに相手のことをほめることです。
ただ、そこまでネガティブな言い方でもなく、日本語のお世辞やおべっか、おだてると同じような感じで使います。
I think you are very motivated, always trying hard and……
“君はモチベーションが高いし、いつも真面目にがんばっているし……”
Are you trying to flatter me?
“おだてようとしてますね?”
また、物が人を良く見せる=似合っているという時にも使えます。
The dress flatters you and makes you look stunning!
そのドレスあなたにとっても似合ってて、すっごく素敵!
Oh, I’m flattered.
“もう、お世辞がうまいんだから”
受け身形の場合「be動詞(am)+過去分詞( flattered)」は、直訳すると「おだてられた」です。
言った方も言われた方も決して嫌な感じではなく、「お世辞だとわかっているけど、嬉しい」というニュアンスになります。
sycophancy
二つ目は、「sycophancy」です。
特に、偉い人やお金持ちの人に対して、こびへつらいます。
上司や偉い人にいつもペコペコし、何でもかんでも褒め称え、偉い人が白と言えば白、黒と言えば黒。
そのようにふるまう動機は、気に入られておこぼれに預かるためです。
そんな「sycophancy」をする人のことは、「sycophant」と言います。
「phant」が付くので、つい「elephant」の仲間かと思ったりしてしまうのですが、動物の象とは関係はなく、「sycophant」は良くない意味の言葉です。
brown nose
*お食事中の方にはふさわしくない内容が含まれます。お食事中の方、苦手な方はご注意ください。
三つ目の「brown‐nose」は、インフォーマルな言い方です。
起源に、「権力者の肛門に鼻を付けるほど従属していること」と書いてあります。
あまり想像したくない表現ですが、その割には、下品な言い方とはされておらず、社内の普通の会話でも出てきます。
Guess what? He’s agreed the plan.
“何だと思う?彼、計画に賛成したのよ”
Because he is a brown noser.
“ゴマすり野郎だからな”
「brown noser」は「brown nose」する人のことです。
下品ではないものの、もちろんネガティブな意味の単語なので、あまり使う機会がないことを願っています。
Cuppa Timeにお付き合いいただき、ありがとうございました。
みなさま、良い一日を!
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