英語メールで迷ったら必見!「I am」「This is」の使い分けと自己紹介のフレーズ

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Hello, Cuppa Timeアンジェラです。

英語でメールやメッセージを送信する時、「I am ○○(名前)」「This is ○○(名前)」正しく使い分けられていますか?

特にビジネスシーンでは適切に使い分けて好印象を与えたいですよね。

この記事では、

  • 「I am ○○(名前)」と「This is ○○(名前)」の違い
  • 「I am ○○(名前)」・「This is ○○(名前)」を使う時、使わない時
  • 自己紹介メール使える英語フレーズ

について詳しく解説していますので、ぜひ最後まで読んでいってください。

英語メールの自己紹介

海外で暮らしている方はもちろん、日本にいても英語のメールやメッセージを送る機会が増えている方が多いのではないでしょうか。

そこで、こんなご質問をよくいただきます。

英語メールでは「I am ○○(名前)」ですか?「This is ○○(名前)」ですか?

英語メールで自己紹介する時はどんなフレーズを使えばいいですか?

ではまず、「I am ○○(名前)」と「This is ○○(名前)」の違いから見ていきましょう。

「I am ○○(名前)」と「This is ○○(名前)」の違い

英語メールを送りたい時、「I am ○○(名前)」なのか「This is ○○(名前)」なのかを迷う方が多いようです。

「I am ○○(名前)」と「This is ○○(名前)」の一番の違いは、メールの受信者との関係性です。

I am ○○(名前):メールの受信者に「私」という個人の自己紹介をしたい場合

This is ○○(名前):メールの受信者が送信者を識別する必要がある場合

例文と一緒にもう少し詳しく見てみましょう。

I am ○○(名前)

メールの受信者に私個人を認識してもらうために自己紹介をします。

この時に一番使いやすいのは「I am ○○(名前)」です。

ややカジュアルな場合は、「I’m ○○(名前)」と略すこともできます。

自己紹介なので、名前と共に役職や会社名なども書くと相手にもわかりやすいでしょう。

例)I am Hiroshi Sato, a senior engineer at Tokyo plant. 

このように、初めて送信する相手に初めましてのあいさつをする時は、「I am ○○(名前)」を使って自己紹介します。

This is ○○(名前)

メールの受信者が送信者を識別することができるように名乗る場合は「This is ○○(名前)」です。

電話をかけた時や電話に出た時「This is ○○(名前)speaking」というフレーズをご存じの方も多いのではないでしょうか

同じように、メールやメッセージの「This is ○○(名前)」は、例えばカスタマーサービスへの問い合わせ店や病院への連絡などの時に使います。

例)This is Emma Taylor. Your reference number: 12345

使い分け

「I am ○○(名前)」「This is ○○(名前)」にこのような違いがあることがわかると、どちらが適切なのかは送信先との関係性によって使い分けやすくなるのではないでしょうか。

例えば、子どもの学校へ連絡する場合、欠席の連絡など一度きりなら「This is ○○(名前)」です。

例)This is Hiroshi Sato, ○○(子どもの名前)’s dad.

一方、子どもが仲良くなったお友だちの保護者へ連絡する場合などは、これからもやりとりをすることがあるでしょうから、自己紹介しておきます。

例)I’m Angela. ○○(子どもの名前)’s mum.

「I am ○○(名前)」・「This is ○○(名前)」を使う時、使わない時

さて、ここまで読んでいただいたみなさんにもう一つ知っていただきたいのは、「I am ○○(名前)」も「This is ○○(名前)」も基本的に一番初めの送信時にしか使わないということです。

日本語のメールでは「お世話になっております。○○(会社名・部署名)の××(差出人の名前)です。」をセットで毎回送信する方も多いと思いますが、

  • I am ○○(名前)」は自己紹介をする時
  • This is ○○(名前)」は識別のために名乗る時

の言い方です。

I am ○○(名前)」ははじめましての自己紹介ですから、毎回書くのはおかしいですよね。

This is ○○(名前)」も初回の送信で名乗ったら、以降は名乗りません

英語圏では、相手の名前を覚えることは非常に重要です。

すでに自己紹介をすませた相手の名前をおぼえていなかったり、もう一度名前を聞いたりするのは恥ずかしいとすら感じていますので、お互いに相手のことを認識しているのが大前提です。

メールやメッセージでは差出人は表示されますし、ビジネスでは通常署名欄もついています。たとえ1度しか送ったことのない相手でも、前回からしばらく間があいていても、すでにやり取りがある相手に送る場合は何も書かないのが普通です。

自己紹介メールに使える英語フレーズ

という訳で、英語メールでは毎回名乗ることはしませんが、初めてのやり取りきちんとした自己紹介をする場合は、ていねいな定型フレーズを使います。

いくつかお決まりの書き方がありますので、そのままコピーして使ってみてくださいね。

フォーマルな自己紹介

英語メールで「I am ○○(名前)」を使うのは「I(私)」という個人を認識してもらいたい場合ですから、フォーマルな自己紹介になります。

新しいクライアントだったり、これからビジネスにつなげていきたい相手ですから、良い印象を持ってもらえるようていねいなフレーズを使いましょう。

Let me introduce myself

一番よく使われるのは「Let me introduce myself」です。

「私の自己紹介をさせてください」ととてもていねいな言い方です。

フルネームで名乗り、会社名や役職も合わせて自己紹介するのが一般的です。

例)Let me introduce myself. My name is Hiroshi Sato and I am a senior engineer at Tokyo plant. 

Please allow me to introduce myself

こちらもよく使われるていねいなフレーズ「Please allow me to introduce myself」です。

「Allow」は「許可する」ですから、「自己紹介をすることを許可してください」と訳せますので、やはりとてもていねいな表現です。

例)Please allow me to introduce myself. I am Emma Taylor and I am working on ○○ project with Hiroshi.

Let me introduce myself」も「Please allow me to introduce myself」もどちらもフォーマルなフレーズですので、後に続く自己紹介は「I am ○○(名前)」でも「My name is ○○(名前)」でも適切です。

I am writing to introduce myself

別の言い方に「I am writing to introduce myself」がありますが、「I(私)」を主語にするよりも、相手の許可を求めるLet me introduce myself」や「Please allow me to introduce myself」の方が好まれます。

また、送信理由を「I am writing to ~」と補足することが多いので、「I am writing to」の重複を避けたいという実用的な理由もあります。

実際に「I am writing to introduce myself」で始まる自己紹介を受信することはありますが、「I am writing to introduce myself. I am ○○ and I am writing to ~」のように「I am writing to ~」が繰り返され「I am」が3回も続いてしまうとややプロフェッショナル感に欠けます。

✖ I would like to introduce myself

では、ていねいな言い方なら「I would like to ~」にすればいいのではと思った方、実は「I would like to introduce myself」はあまり好まれません

なぜなら、「would like to ~」がていねいでも、「I(私)」が「would like to(したい)」が前面に出ることでやや押しつけがましい感じがしてしまうからです。

Let me introduce myself」は「let」するのは相手ですし「Please allow me to introduce myself」も「allow」するのは相手ですので、こちらの二つがビジネスシーンにはおすすめです。

フレンドリーな自己紹介

I am pleased to introduce myself

先ほど、「I(私)」が前に出るのはやや押しつけがましいとお話ししましたが、「I am pleased to introduce myself」の場合は、「みなさんに自己紹介することをうれしく思う私」なので問題ありません。

取引先やクライアントの場合は一緒に仕事などをすることが決まってから、あるいは海外赴任が決まって赴任先の人たちに自己紹介をする時などに使えるフレーズです。

例)I am pleased to introduce myself. I am Hiroshi Sato and I will be joining the team from 1st October. I look forward to working with you.

まとめ

この記事では、よくいただくご質問の中から、英語メールの「I am」と「This is」の使い分け&フォーマルな自己紹介の英語フレーズについてご紹介しました。

  • I am ○○:私という個人の自己紹介をする時
  • This is ○○識別しやすくするために名乗る

初めて自己紹介する時のていねいなフレーズはこちらの二つ

  • Let me introduce myself
  • Please allow me to introduce myself

似ているようで違う「I am ○○(名前)」・「This is ○○(名前)」もていねいな自己紹介のフレーズも、相手や状況に合わせて正しく使い分けられるとより良い印象を与えることが出来ますので、ぜひ活用してみてください。

この記事が、英語メールを書く際のお悩み解決に少しでも役に立ちましたらうれしいです。

Cuppa Timeにお付き合いいただき、ありがとうございました。

皆さま、良い一日を!

See you soon!

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