Hello, Cuppa Time アンジェラです。
英語を学習していると、優しい単語ほどいろいろな意味があって難しかったり、よく知っている意味と全く違う意味もあってびっくりしたことはありませんか。
この記事では「ティー」が付くのにカップに入ったお茶とはちょっと違う「クリームティー」をご紹介したいと思います。
クリームティー
みなさん、カフェのメニューに「Cream tea」とあったら、どんなものをイメージしますか?
クリームティーは、クリームという名前がついていてもクリームを入れて飲む紅茶ではありませんし、はたまたミルクティーでもありません。
またウィンナーコーヒーのように、紅茶にクリームが載っているわけでもありません。
英国のカフェで「cream tea」を頼んだら、紅茶とスコーンのセットが出てきます。
ジャムとクロテッドクリームが添えられたスコーンを紅茶と一緒にいただくのが「クリームティー」です。
カフェのメニューで、「tea」より「cream tea」の方が値段が高いのは、「クリームティー」は紅茶にスコーンが付いたセットメニューだからという訳でした。
スコーン
ジャムとクロテッドクリーム
クリームティーに欠かせない「スコーン」には、必ずジャムとクロテッドクリームをつけて食べます。
ジャム
お好みのジャムを選べる店もありますが、定番はストロベリーかラズベリーでしょうか。
クロテッドクリーム
クロテッドクリームもまた、スコーンには欠かせません。生クリームとも違い、コクがあるのに軽やかです。
有名なのは、現在もコンウォールで伝統の製法を守り続けいているロダス社の「クロテッドクリーム」です。
表面に「クラスト」と呼ばれるバターの様な膜が出来ていたら、伝統製法で作られたクロテッドクリームの証です。
ジャムが先か、クロテッドクリームが先か?
このジャムとクリームには、「ジャムが先か、クロテッドクリームが先か?」論争があります。
まずは、スコーンを半分に割ります。
その半分に、クリームを塗ってからジャムを載せるのがデボン式、ジャムを塗ってからクリームを載せるのが、コーンウォール地方のコーニッシュ式です。
結局、どちらの方法で食べてもおいしいので、そんな議論をしながらわいわいとお茶をするのが楽しいんですよね。
Cuppa timeにお付き合いいただき、ありがとうございました。
みなさま、良い一日を!
See you soon!
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