英国人が選ぶイギリスで人気のチョコレートTOP10

おすすめ

Hello, Cuppa Time アンジェラです。

英国の職場や学校の昼食時のマストアイテム、chocolate bar 略してchoc bar(チョキバー)。

産業革命とチョコレートとキャドバリーの歴史を前々回の記事でご紹介しましたが、「健康のためにチョコレートを食べる」が、英国社会にとても深く根付いていることがよくわかりました。

そんなチョコレートバーとなると、個々の人気商品が気になりますよね。

という訳で、The GrocerによるUK売り上げ高別TOP10の記事を参考に、職場の同僚にも聞いてみたカッパタイム版「英国人が選ぶイギリスで人気のチョコレートTOP10」をご紹介したいと思います。

イギリス人が選ぶチョコレートバーTOP10

Dairy Milk

英国人が選ぶ人気のチョコレートバー 第1位は、Cadbury社のDairy Milkです。

2位のチョキバーに、売上高で3倍以上の差をつけての圧勝でした。

お菓子部門全体でも、第2位というほどの人気商品です。

ちなみに、第1位はMcVitie’sのChocolate Digestive biscuit

Dairy Milkは1905年発売のロングラン商品でもあります。

やはりシンプルなものが一番おいしいのかもしれません。

Dairy Milkのパッケージに使われている特徴的なは、ヴィクトリア女王を讃えて選ばれ、この色は1914年から変わっていません。

Galaxy

英国人に人気のチョコレートバー 第2位は、Mars社のGalaxyです。

Marsはアメリカの会社ですが、Glaxyは比較的最近の1960年代にイギリスで生産された商品です。

チョコの中にやわらかいチョコレートが入っているものがオリジナル、キャラメル塩キャラメル、そしてクッキーフレーバーもありますが、こちらもやはり全体的にシンプルなのが人気の秘密でしょうか。

Mars社の製品には、このGlaxyをはじめMars barMilky WayStarburstと宇宙関連の名前が多いのは、やはり社名にちなんでいるのでしょうか?(#Ad)

Lindor

人気のチョコレートバー第3位は、Lindt社のLindorです。

スイスリンツ社のリンドールは世界的に有名ですよね。日本でも人気のリンドールは、英国でも大人気です。

イギリスのアウトレットモールには、Lindtアウトレットのお店があるところがあります。

見ているだけでも楽しいのですが、量り売りコーナーがあったので全種類を1個ずつ買ってみました。cuppa teaをいれて毎日1つずつ食べるつもりだったのですが、すぐに全部なくなってしまったのはどうしてでしょうか?

みなさんはもう、リンドールの抹茶は食べましたか?残念ながらUKではまだ販売されていません。最近、他のお菓子でも抹茶味は人気なので、早く抹茶のリンドールもUKに来てくれるといいのですが……

Maltesers

第4位は、再びMars社のMaltesersですが、こちらも最初に製造されたのはイギリスでした。

当初は、中身がサクサクと軽いということで、ダイエット中の女性をターゲットにした商品だったそうですが、今では大人も子どもも誰でも好きなチョコレート菓子の一つになりました。

アメリカのMars社の商品でありながら、アメリカでMaltesersが買えるようになったのは、なんと2017年になってからだそうです。

Kinder

人気のチョコレートバー 第5位は、イタリアFerrero社のKinderです。

日本でも、ヘーゼルナッツの入ったフェレロ・ロシェは人気ですよね。そのフェレロ社のチョコレートバーシリーズです。

プレーンなタイプから、サクサクのHappy Hippoまでいろいろな種類があり、パッケージの色合いも一目でKinderだとわかります。

おまけ付きの子ども向け商品の少ないイギリスで珍しく、Kinderにはおまけ付きのチョコレート(#Ad)があります。卵の形をしたチョコレートを割ると、プラスチックの卵の中に、小さいおもちゃが入っています。こういうおまけの付いた商品、子どもはほんとうに好きですよね。

Twirl

第6位は、再びCadbury社のTwirlがランク入りしました。

やはりシンプルにチョコレートの味を楽しむものが人気ですね。

このTwirlと同じCadbury のFlakeって似ている?と思っていたら、すでにTikTokで議論されていました。TwirlはFlakeがjacketを着ている(チョコレートコーティングされている)だけと言われていましたが、まさにそんな感じです。

Kit Kat

チョコレートバーTOP10の第7位は、日本でも世界でも人気のNestle社のKit Katです。

今でこそNestle Kit Katと広く認識されていますが、もともとはイギリスRowntree社の製品でした。

Kit Katと言えば「Have a break, have a KITKAT」ですよね。チョコレートバーを「割る」という意味の「break」と仕事などから「休憩する」の「break」をかけています。

ビジネスやマーケティングのテキストブックでは、もっとも成功した広告スローガンとして紹介されるほど有名です。

Wispa

第8位は、再びCadbury社のWispaというチョコレートバーです。

こちらは、エアロチョコのCadbury版という感じでしょうか。

Wispaは、2003年に一度Dairy Milk Bubblyの名前で板チョコ商品になりましたが、Wispaチョコレートバーの復活を求める声が多く、2007年にまずは限定で再販され、人気を受けて2008年から通常商品として復活しました。

Aero

第9位は、Nestle社のAero、日本でもおなじみのエアロチョコです。

8位も9位も、メーカーが違うだけでほぼ同じようなチョコレート菓子なので、シンプルなチョコレートの人気ぶりは不動ですね。

実はエアロも、Kit Kat同様もともとはイギリスRowntree社の製品でした。なので、「Aero」と書いて「eə.rəʊ-(エアロ)」と読みます。

飛行機もブリティッシュ英語は「aeroplane」です。

m&m’s

いよいよ人気のチョコレート第10位は、Mars社のm&m’sでした。

LondonのLeicester Square(レスタースクエア)には、m&m’sのロンドン店があり、いつもたくさんの人でにぎわっています。

m&m’sのチョコレートはもちろんオリジナル&限定の商品やグッズが勢ぞろい、自分の写真を印刷したm&m’sもオーダーできるそうですよ。

キャッシュバックでさらにお得

チョコレート購入の際は、TopCashBackを経由するとさらにお得です。

例えば、この記事を書いている10月21日現在、還元率は以下の通りです。

  • Cadbury online shop 8.4%還元
  • Lindt online shop 7.35%還元

買い物ついでにスーパーで購入する場合も、ギフトカードを割引で事前に購入し、レジでは携帯画面のコードで決済するだけでお得に買い物できます。

オンラインショッピングなら、クリックしてから通常通り買うだけでキャッシュバックがもらえます。

TopCashBackの登録(無料)から貯まったキャッシュを引き出すまでの流れはこちらの記事で詳しく解説していますので、まだ登録されていない方はぜひご参考ください。

バラまきにも重宝

今回ご紹介したチョコレートは、昼食のマストアイテムなだけあって、どれも小さいサイズや小さいサイズがたくさん入ったお徳用パックです(英国人の1回分サイズではありますが…)

ですので、イギリスから日本へ帰国する時のおみやげにも重宝します。

また、ハロウィンクリスマスイースターなどの季節の行事で変わるパッケージも楽しみですよね。ハロウィンのトリックオアトリート用に、クリスマスのちょっとしたプレゼント用にも便利です。

チョコレートメーカー

ところでみなさん、お気づきでしたでしょうか?

前回の英国で人気のビスケットTOP10には、英国の老舗が勢ぞろいしました。英国のメーカーに限定してご紹介したどのビスケットも、実際、職場や学校でみんなが食べているものばかりです。

今回ご紹介したチョコレートバーTOP10も、もちろん日々、会社でもお店でもよく見るものばかりですが、実はイギリスの企業は1社もありません

前の記事を読んでいただいた方は、キャドバリーがバーミンガム発祥の英国の老舗だったのをご存じかと思います。しかしながら、キャドバリーは2010年にアメリカクラフトフーズに買収されてしまい、現在ではキャドバリー家は経営にはかかわっていません。この買収は、当時かなり大きなニュースになりました。

Cadburyと並んで英国の3大菓子メーカーの一つだったRowntreeの方は、1988年にNestleに買収されています。

今でも多くの商品がUKの工場でも生産されているようですが、なんだかすこし寂しい気がするのは私だけでしょうか。

英国のチョコレートメーカーでは、ThorntonsCharbonnel & Walkerといったブランドがまだ健在ですが、こちらはギフト用の商品が中心なので、チョコレートバーTOP10にはランクインしませんでした。

Cuppa Timeにお付き合いいただき、ありがとうございました。

Have your cuppa with some lovely chocolate.

みなさま、良い一日を!

See you soon!

にほんブログ村 海外生活ブログ イギリス情報へ
にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました