Hello, Cuppa Timeアンジェラです。
本日のイギリス英語は「brief」です。
日々のビジネスでよく使われる「brief(名詞)」は、連絡事項や仕事の指示書のことです。
Brief(名詞)
連絡事項
日々のビジネスで出される様々な連絡事項を、「brief」または
Communication brief
と言います。
Communication Brief (例)
Date: Thursday 24th February 2022
Subject: Business update
Dear All
内容は、連絡事項やお知らせなど多岐にわたります。たとえば、
- 就業規定の変更
- 新体制の連絡
- ルールの導入や撤廃
- 施設や設備、機器に関するお知らせ
等々、組織内や社内に伝える連絡事項・お知らせ全般が「Communication brief」です。
指示書
また、指示書の意味の「brief」もよく使われます。
プロジェクトを始めるにあたって作成するのが
Project Brief
です。内容の詳細をまとめ、この「brief」に沿ってプロジェクトを進めます。
また、デザイナーさんやプログラマーさんと打ち合わせをして、クライアントの要望や依頼をまとめたものも「Project brief」です。
Project Brief (例)
Project name: Cuppa time 2022
Project description: To create …………
Planned project end: 25th March 2022
「Project Brief」の指示や要望通りに完成出来ると
Her design met everything in the brief.
彼女のデザインは、指示書のすべてを満たしている
などと評価されます。
「ブリーフィング」・「ブリーフケース」
「Brief」が「連絡事項」や「指示書」という意味で使われるのを初めて聞いたという方も、「ブリーフィング」と「ブリーフケース」という単語にはなじみがあるのではないでしょうか。
ブリーフィング
ビジネスで、簡単な報告のことを「ブリーフィング」と言うことがありませんか。
「brief」(形容詞)は「簡潔な」という意味です。「brief」(動詞)は「要約する」、そして「brief」(名詞)が連絡事項なので、「簡潔に要約した連絡」=「ブリーフィング」になります。
例えば、昨年~今年は、新型コロナウイルス感染症に関する政府の発表が頻繁に行われました。
このような発表が行われたときは、
Boris Johnson holds COVID-19 news briefing at 5pm.
ボリス・ジョンソン(首相)が、午後5時にCOVID-19のニュースブリーフィングを行う
のように、報道されます。
ブリーフケース
仕事カバン、書類入れを、ブリーフケースと言いますよね。この”書類”が「ブリーフ」なので、ブリーフケースと言います。
英語でもそのまま
briefcase
です。
言われてみればたしかに、「ブリーフ」が入っている「ケース」だから「ブリーフケース」なんですね。
Cuppa timeにお付き合いいただき、ありがとうございました。
See you soon!
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