Hello, Cuppa Timeアンジェラです。
皆さんは、こんな求人広告見たことありますか?
求人:ビーンカウンター
内容:豆を数えるだけの、簡単なお仕事です。
もちろん、あるわけないですよね。
「a bean counter」は悪口
「a bean counter」は、基本的に悪口です。
どうして悪口になるのでしょうか。
直訳すると「豆を数える人」ですが、
「豆を数えるように、数だけを見ている人」
つまり数字上の経費削減にしか興味がない人に対して使われる表現だからです。
「豆を数えるように」決められたことによってあおりを受けた人や部署が、会社や組織でその決定をした人々に対して
- 数だけ合えばよいと思っている
- とにかく減らせばよいと思っている
- 大局や将来性を考えていない
- 適材適所を考えていない
- 人材育成を考えていない
などと憤慨している時に、使われます。
a bean counter in 英英辞典
英英辞典も見てみましょう。
「会計士や官僚によくある、支出や予算の管理を過度に重視している人」定義されています。
また、例えば、普通はわざわざ数えたりしない量り売りの豆粒を一粒一粒数えるような、不必要に細かい人、というニュアンスもあるようです。
豆を数える集団
よって、コスト削減や細かいところばかりに熱心な組織の上層部や政府関係者は
a group of bean counters
「豆を数えているだけの集団」と批判されたりします。
あくまで、「過度に」「数字ばかり」の場合なので、政府関係の方も経理の方も、気を悪くしないでくださいね。
この「bean counter」という表現を耳にするといつも、いい大人が一生懸命小さい豆を数えている図が浮かんで笑ってしまうのですが、理不尽な予算削減や人員削減は笑い事ではないですよね。
Cuppa timeにお付き合いいただき、ありがとうございました。
See you soon!
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