Hello, Cuppa time アンジェラです。
前の記事で、誰かに会った時のあいさつやあいさつへの返し方をご紹介してきました。
では、あいさつをして会話をした後、会話を終える時はどのように切り出すのがベストでしょうか。
行かなくてはいけません
よく、英語はストレートに表現すると言われますが、そうでもありません。
ブリティシュ英語は遠回しで丁寧ですし、ビジネスの場では特に礼儀正しい言い方が好まれます。
会話を終わりにしたくても、「もう終わりにしたい」というようなことをストレートに言ったりはしません。
やはり、「(もっとお話していたいのですが、)もう行かなくてはいけません」というのが、一番よくある話の切り上げ方です。
この記事では、よく使う言い方を5つ厳選しましたが、結局のところ言い方が少し違うだけで、日本語にするとどれも「行かなくてはいけません」になります。
I have to go (now)
そのまま、「行かなくてはいけません」という言い方です。
「have to」は自分の意志ではなく決まっている何かです。しなくてはいけないことなので「仕方なく終わりにさせていただきます」という感じになります。
I’ve got to go
書き言葉では使いませんが、話し言葉では「I have to go」と「I’ve got to go」は(ほぼ)同じです。
「I have to go」と同じように使って問題ありませんが、あえて言うなら「I’ve got to go」の方がややカジュアルな感じになるかもしれません。
I’m going to have to get going
「さぁ、もう行かなくては」です。
- 「am going to」=もう動き出した感じ
- 「have to」=しなくてはいけない感じ
- 「get going」=(次の何かへ)行く状態に入る感じ
このすべての感じが組み合わさった「I’m going to have to get going」は、「行かないと(遅れてしまうので仕方なく)」というニュアンスが入ります。
I need to go
こちらも、「I have to go」と同じように使えます。
使えますが、実はこの言い方、トイレに行きたい時と病院に行く時によく使われます。
I need to go to the bathroom/toilet
I need to go to the hospital
ですので、会話を切り上げる時は、「I need to go」ではなく「need」を使った別の言い方があります。
I need to make a move
「(この会話を切り上げて)もう行かなくては」という意味の場合には、「I need to make a move」と言います。
話しをしているという静止状態から動作状態にする必要があるというイメージです。
なぜだか、この表現を聞くと「よっこいしょ」という掛け声が聞こえてくるような気がするのは私だけでしょうか?
切り上げた後
上記のフレーズで話を切り上げたら、別れ際に「お話出来てよかった」や「お会いできてよかった」を補います。
It was nice talking to you
「It was nice talking to you」で「お話出来てよかったです」になります。
「nice」だけでなく「lovely」や「really lovely」にすると、とてもイギリスらしい言い方です。
あるいは「great」や「wonderful」にしてもいいですね。
It was lovely speaking with you
「お話出来てよかったです」の言い方はもう一つあり、「It was lovely speaking with you」もよく使われます。
もちろん「lovely」を「nice」にしてもいいですし、「great」や「wonderful」も使えます。
It was nice seeing you
「It was nice seeing you」は、王道の「お会いできてよかった」です。
会ってすぐのあいさつは「Nice to see you」、別れ際のあいさつは「Nice seeing you」ですので、合わせてご参考ください。
初対面の人との別れ際
初対面の人でも、会話の切り上げ方は同じです。
そして、「It was nice seeing you」の代わりに「It was nice meeting you」となります。
I’d better get going.
Cuppa timeにお付き合いいただき、ありがとうございました。
みなさま、良い一日を!
See you soon!
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