【イギリス英語】Parents’ eveningは保護者面談

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Hello, Cuppa time アンジェラです。

子どもがイギリスの学校に通い始めると、「Parents’ evening」のお知らせをもらうことがあります。

親(Parents)が 夕方~夜の時間(evening)に先生とお話をするので、「Parents’ evening」と言います。

公立校と私立校でも違いますし、地域あるいは学校単位でもやり方が違う場合が多々ありますが、一般的な「Parents’ evening」についてまとめてみましたのでご参考ください。

「Parents’ evening」

誰と?

小学校は、担任の先生と保護者で面談します。

中学校(セカンダリー)になると、学年や開催される学期によって、担任だけの場合と、各教科担任とお話する場合があります。生徒本人も参加する三者面談を推奨している学校が多いようです。

時間は?

平日の放課後に行われます。

仕事をしている保護者が多いので、夕方から夜の時間帯に設定されていますが、「Parents’ evening」のために早めに帰宅することは、よくあることとして受け入れられています。

一回の面談時間は、5~10分程度です。

場所は?

以前は、100%対面でした。

担任と面談する場合は、児童生徒が普段勉強している教室で行われることがほとんどです。

なので、教室の様子なども見ることが出来ます。

中学校で各教科担任と面談する場合は、体育館やホールなどの広いスペースに、各先生方の机が並びます。事前に時間を予約し、割り当てられた時間に各教科の先生とそれぞれ面談します。

ですが、現在は電話やオンラインで行うケースが増えてきました。

一番最近行われた「Parents’ evening」では、予約システムへのリンクが送られてきて、事前予約で教科を選択すると、自動でオンラインの時間が割り当てられました。

当日は、予約した時間になると次々に教科の先生が画面に現れ、時間になると自動で切れるという、なんだか慌ただしい「Parents’ evening」でした。

内容は?

主に、先生が、学習の進度や学校での様子を話してくれます。

たいていは、良いところ・出来ているところをあげて「Great」、「Excellent」などとたくさん褒めてくれるのがイギリス流です。

ノートの内容を確認

イギリスの小学校には教科書はありません。子ども達は、学校が用意した教材で勉強しており、ノート類も持ち帰らないため、普段はどのような勉強をしているのか全くわかりません。

学校で「Parents’ evening」が行われる場合は、面談時間の前後で子どもが使っているノート類も見ることが出来ます。

「Parents’ evening」以外の機会

「Parents’ evening」は、年に一度から多くても学期に一度です。

それ以外で先生と話したいことがある場合は、学校にリクエストすれば、時間をとって話をしてくれます。また、小学校では送迎がありますので、簡単な質問ならお迎えの時にも聞くことが出来ます。

Class visit

イギリスの学校では、授業参観=「Class visit」は、コロナ前からあまり行われていません。

ですが、読み聞かせのボランティアや課外授業のお手伝いなどで学校に行くことは、日本より多いかもしれません。

Open day・Open evening

「Parents’ evening」とは別に、「Open day」や「Open evening」もあります。

こちらは、子どもと保護者が一緒に教室を見学します。

  • 子どもの今の教室で学習内容や学期のテーマなどを見る
  • 子どもが進級する学年の教室を見学する
  • 担任や担任以外の先生と、ちょっとした立ち話をする

また、「Open day」や「Open evening」は、入学を希望する生徒と保護者のためにも行われます。

  • 進学したい学校の見学
  • 在校生の作品や学習内容の掲示を見る
  • 先生方、校長先生や学年主任の先生方、案内役の在校生と話す

公立の学校では住所によって学区が決められています。希望者が多かった場合には学区内からの希望者が優先されますが、学区外から入学を希望出来ないわけではありません。

私立校やグラマースクール等でも「Open day」や「Open evening」がありますので、複数の学校を見てから行きたい学校を決める場合もあります。

学校制度については、また改めてご紹介したいと思います。

Cuppa timeにお付き合いいただき、ありがとうございました。

みなさま、良い一日を!

See you soon!

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