Hello, Cuppa time アンジェラです。
「What’s up?」、アメリカのドラマなどでよく耳にするので、英語のカジュアルなあいさつだとご存じの方が多いのではないでしょうか。
ですが、カジュアルなあいさつでこの「What’s up?」を言うのは、アメリカ英語です。
イギリス英語でも「What’s up?」というフレーズは会話の中で使うのですが、軽いあいさつの「What’s up?」とは使い方が違いますので、ご紹介したいと思います。
「What’s up?」は「どうした?」
イギリスでは、「What’s up?」は
「大丈夫?」「どうした?」「なにかあった?」
という場面で使われます。例えば、
[場面1]
会社でAさんがコンピューターの画面を見ながら、ため息をついています。
そこで、同僚のBさんが
「What’s up?」(どうした?)
[場面2]
仕事中、Cさんが上司に別室に呼ばれました。
Cさんにも周りの人にも思い当たるところがありません。
そんな時
「What’s up?」(何かあった?)
文字通り「What’s(なにか)」が「 up(見えなかったどこかから上がってきて現れた)」ような場面で使います。
この場合の「何か」は、ネガティブとは限りません。良いことだったり、悪いことだったり、あるいは良し悪しは関係ない「何か」だったりもします。
あいさつの「What’s up?」
イギリス人もアメリカのドラマや番組を見ていますから、あいさつの「What’s up?」は知っています。
ところが、「What」の「a」の発音が、イギリス英語とアメリカ英語ではだいぶ違います。
UK /wɒt/ US /wɑːt/
そのため、イギリス英語発音だと、あいさつの「What’s up?」だとは、わかってもらえないかもしれません。
あるいは、しっかりアメリカ英語発音だと、東京のオフィスに来た外国人が「まいど~」とか「儲かりまっか~」とあいさつをしたような状況を想像していただけたら、どんな感じがするのかお分かりいただけるのではないでしょうか。
WhatsApp アプリ
あいさつでの「What’s up?」は言わないイギリス人ですが、アプリの「WhatsApp」は人気です。
写真の緑のアイコンが「WhatsApp」の アプリです。
日本ではほとんどの人がLINEを使っているように、イギリスで使われているメッセージアプリのユーザーNo1が「WhatsApp」です。
「What’s up」の「up」とアプリの「App」をかけている、上手いネーミングですよね。
Cuppa timeにお付き合いいただき、ありがとうございました。
See you soon!
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